医療レーザー脱毛するクリニックや美容皮膚科を選ぶときに一番重要なポイントはどの脱毛器を使っているかということです。

レーザー脱毛の効果はほとんど使っている脱毛器の種類で決まると言っても過言ではありません。感覚的には約6~7割くらいはこの部分に依存するんじゃないでしょうか。

なので、どの脱毛器を使っているかは必ずチェックするようにして下さい。

医療用のレーザー脱毛器ってとっても高額で一台で数千万円します。ビックリするくらい高いですよね…
大手の有名なクリニックだと積極的に最新機器を使っているので、まず問題ありませんが、
小さなところだとマシン購入のハードルが高いので、とても古い機械を使っているクリニックや、ホームページで使っている脱毛器を公表していないクリニックはハズレ指数高めなので、その時点で候補から除外しましょう。

残りの3~4割は術者の腕です。本来まんべんなく脱毛しないといけないところを、当て漏れがあって部分的に抜けなかったとかですね。
脱毛の症例数が多い美容皮膚科やクリニックの方が技術力は高め(たくさん脱毛して経験を積んでいるので)なので、人為的ミスを避けるという意味でも大手を選んでおいた方が安心でしょう。

医療機関のレーザー脱毛で使われる脱毛マシン毎の特徴など

クリニックのレーザー脱毛では主に「アレキサンドライトレーザー」と「ダイオードレーザー」という2種類の脱毛器が使われています。

他にもYAGレーザーや、アレキサンド・ダイオード・YAGをミックスした複合レーザー機(G-MAXやアポジーエリートなど)もありますが、主流はアレキサンドライトの「ジェントルレーズ(GentleLASE)」とダイオードの「ライトシェアデュエット」なので、この2種類の特徴さえ覚えておけば脱毛する美容皮膚科やクリニックを選ぶときにも迷わないですむでしょう。

ジェントルレーズ(アレキサンドライトレーザー)脱毛の特徴

今アレキサンドライトレーザーで使われているのはシネロン・キャンデラ社のジェントルレーズがほとんど。

アレキサンドライトレーザーの脱毛の仕組みは毛乳頭や毛根の黒い色素「メラニン」に反応して瞬間的に高熱を発生させ、毛根を破壊するというものです。
湘南美容外科クリニックや渋谷美容外科クリニックで使われています。

ジェントルレーズの良い点

  • 濃い毛に高い脱毛効果がある。
  • 美容効果も期待できる。

アレキサンドライトは黒い毛のメラニンに強く反応するので濃い毛・剛毛に効果が高い。

また、ジェントルレーズはレーザーフェイシャルで使用されるマシンなので脱毛をしながら美肌効果も期待できます。(※シミ・そばかす・くすみ取りの治療やニキビの治療で使われています。)

ジェントルレーズの悪い点
  • 痛みが強い
  • 照射範囲が狭いので施術の時間が長い。
  • うぶ毛のような細い毛にはあまり効果がない。
  • 肌の色が黒い人は火傷のリスクがあり施術できない。

痛みの感じ方はかなり個人差があって、「思ったより痛みがなくて快適だった」という人もいれば「痛すぎて我慢できなかった」という人もいます。痛みの強さはゴムをバチンッと弾いたくらいという表現がピッタリだと思います。
ダイレクトクーリングデバイスという直接冷却装置がついているので、一昔前のレーザー脱毛器と比べると断然痛みは少なくなっていますが、ライトシェアデュエットと比べると痛いです。

アレキサンドライトレーザーは黒色メラニンに強く反応しますが、毛根だけでなく皮膚のメラニンにも反応するので色黒の人は火傷のリスクが高いため、ジェントルレーズを使った施術はできません。
また、産毛はメラニンが少ないため毛乳頭を破壊する十分な熱を与えるにはレーザー出力を上げないといけませんがそうすると皮膚が耐えられず火傷に繋がるので、産毛の脱毛には不向きな機種と言えます。

照射範囲ですがライトシェアデュエットと比べると狭く施術に時間が掛かります。
※昔はジェントルレーズも照射範囲が広いと言われていたのですが、レーザー脱毛器も進化しているので今では狭いと言われるようになってしまいました。

ライトシェアデュエット(ダイオードレーザー)脱毛の特徴

現在ダイオードレーザー脱毛といえば米ルミナス社の「ライトシェアデュエット」が一般的です。※前身のライトシェアとは違うので注意!

特徴は皮膚を吸引し引き延ばすことで、毛根をレーザー光源に近づけ低いエネルギー出力で高い脱毛効果が出せる点です。
そのため、肌へのダメージが少なく痛みが少ない特徴があります。

ライトシェアデュエットの脱毛の仕組み

※ライトシェアデュエットの照射の様子が確認できる動画です。3分くらいからは吸引している様子が分かりやすいです。

ライトシェアデュエットの良い点
  • 火傷のリスクが少なく、色が黒くても脱毛できる。
  • 産毛にもしっかり効果がある。毛質を選ばず効果がある。
  • まぁまぁ痛くない。
  • 照射範囲が広いので施術時間が短い。

ライトシェアデュエットは肌を伸ばしメラニン密度が分散するので、比較的色が黒い方でも脱毛できます。低めのエネルギーで脱毛できるので火傷のリスクもありません。

痛みはかなり少なくなっていますが、全然ないというわけではなくデリケートゾーンとかは普通に痛いです。バチッという痛みではなく熱いというか毛が焼けている感じでしょうか。これも個人差ありますが、痛みがないと思って脱毛すると痛かったときのギャップがツライので、少しは痛みがあると思っていた方がいいでしょうね。

照射範囲はかなり広くなっていて、施術時間が3分の1程度に大幅短縮されています。
施術時間が短くなった分、料金が安くなっていて、ライトシェアデュエットを使っているクリニックは比較的料金がリーズナブルになってます。

ライトシェアデュエットの悪い点

ライトシェアデュエットはレーザー出力が弱い分、アレキサンドライトレーザーと比べると脱毛効果は若干劣ります。

しかし、毛質を選ばず高い脱毛効果がありますし、施術時間も短く料金も安いので、客観的にみて全身脱毛するには最も適した脱毛器じゃないかなと思いますね。

バルジ領域を破壊する次世代医療脱毛マシン。メディオスターNeXTとHAYABUSA

今までの脱毛では毛を作り出す「毛乳頭細胞」や「毛母細胞」を破壊することで脱毛していましたが、最近の薄毛研究によると、皮脂腺の下部にある「バルジ」と呼ばれる発毛因子が司令塔の役割をして、毛が生えてくるということが分かりました。

メディオスターNeXTやHAYABUSAの脱毛メカニズムはそのムダ毛司令塔「バルジという発毛因子」を破壊して、ムダ毛が生えてこないようにするという仕組みです。
種類的にはダイオードレーザーですが、蓄熱式(SHR方式)でライトシェアデュエットとは全く違います。※毛根をを破壊するかバルジという発毛因子を破壊するかくらいの違いを知っていれば問題ありません。

メディオスターNeXTは痛みが少なかったり、色黒でも問題ないことから男性のひげ脱毛などメンズ脱毛をしているところでは比較的導入されているんですが、女性用ではまだあまり導入されていません。

メディオスターNeXTやHAYABUSAの良い点
  • 色黒でも脱毛できる。
  • 産毛や細い毛にもしっかり効果がある。
  • 痛みがほとんどない。ほわーっと暖かくなる程度。
  • 毛周期に関係ないので高速で脱毛できる。

黒色メラニンに反応させて脱毛する仕組みではなく、熱によってバルジ領域を破壊する仕組みなので、肌の色や毛の色に全く関係なく脱毛できます。

従来の8倍と言われる強力な冷却装置を搭載していて、患部の熱をすぐに冷ますのでほぼ痛みがありません。

また、毛周期に合わせて脱毛する必要がなくなったので、高速で脱毛ができるようになっているのも魅力的です。

メディオスターNeXTやHAYABUSAの悪い点
  • 扱っている美容皮膚科やクリニックが少ない。
  • 値段が少し高額。
  • 症例が少なく、実績が少ない。

メディオスターやHAYABUSAは最新型の脱毛器ということもあって、全国でも導入しているクリニックが非常に少なく、ジェントルレーズやライトシェアデュエットを使っているクリニックと比べると料金は高めです。

臨床試験を繰り返ししっかり脱毛効果は認められていますが、脱毛理論が今までとは全く違い、導入され始めて間もないので症例と実績が少ないのが気になるところですね。

症例と実績が増えれば、今後の脱毛業界でメインストリームになることは間違いないでしょう。