ジェントルヤグレーザーについて詳しく説明するページのタイトル画像

「ジェントルYAG」について

ジェントルYAGは、アメリカのシネロン・キャンデラ社の医療レーザー脱毛機で、医師が在籍しているクリニックでのみ施術可能な機種です。
ジェントルYAGの特徴を一言でいえば、「パワフル」なこと。それは、「ヤグレーザー」という、波長やパルス幅が長いレーザーを照射できるからです。

脱毛機は、さまざまな要素の組み合わせで脱毛効果を発揮します。
そのため、単に数字が上回ったからといって、必ずしも優れているとは判断できませんが、ジェントルYAGの脱毛効果には目を見張るものがあります。

「ジェントルYAG」で脱毛できる仕組み

ジェントルYAGは、毛根に存在するメラニン色素を利用して、黒色に反応するレーザーのエネルギーで毛根周辺の組織を破壊する脱毛機です。

毛根の「黒」にレーザーのエネルギーを集中させ、熱で毛の生成工場である毛乳頭や毛母細胞の組織にダメージを与え、毛が作れないようにします。
この仕組み自体は、他の一般的な医療レーザー脱毛機と同じですが、ジェントルYAGの「ヤグレーザー」は、その「波長」に大きな特徴があります。

シネロン・キャンデラ:製品案内_GentleYAG

シネロン・キャンデラ:製品:ヤグレーザ手術装置及びレーザコアグレータ GentleYAG(ジェントルヤグ)のページです。

ヤグレーザーって?

ジェントルYAGの「ヤグレーザー」は、他の機種に比較して波長が格段に長いのが特徴です。
ジェントルYAGの「ヤグレーザー」は波長が長い

ルビーレーザーの694nm、アレキサンドライトレーザーの755nm、ダイオードレーザーの810nmと比較してみれば一目瞭然なように、ヤグレーザーの波長は「1,064nm」ととても長くなっています。
波長が長いと、その分、肌の深い部分までレーザーが届きます。

これにより得られるメリットは2つあります。
一つ目は、毛根の深いムダ毛に効果を発揮できること、二つ目は色素沈着や日焼けの見られる肌にも照射できることです。

毛根の深いムダ毛に効果を発揮できる

頑固な強いムダ毛の場合、毛根が肌の深い位置にあるケースが多くあります。
波長の短いレーザーでは、その位置まで届きません。
しかし、ヤグレーザーなら、肌の深い部分まで到達して、毛根周辺の組織をしっかりと破壊することができます。

色素沈着や日焼けのある肌にも照射できる

「色素沈着のある肌や、日焼けした肌は、医療レーザー脱毛ができない」と聞いたことがあるかもしれません。
これは、肌の「黒」にレーザーが反応して、火傷してしまう危険性があるためです。

従来のレーザー脱毛機は、肌の浅い部分にも反応してしまうため、色素沈着や日焼けを起こしていると、その部分に熱ダメージを与えてしまうリスクがあったのです。
しかし、ヤグレーザーが到達するのは、色素沈着や日焼けによるメラニン色素が存在する位置よりもさらに奥の位置です。そのため、色素沈着・日焼けが見られる肌の場合でも、照射することが可能です。

実際の施術の様子

海外の動画ですが、ジェントルYAGの照射の様子を動画で閲覧することができます。

これを見ると、ジェントルYAGのレーザーが、素早く照射されていく様子が確認できます。
軽くて小回りが利く照射ヘッドの様子もよく分かります。

「ジェントルYAG」の特徴

次に、ジェントルYAGの特徴をまとめてご紹介します。
ジェントルYAGの2つの特徴についてのまとめ

濃く太い剛毛も脱毛できる

ジェントルYAGは、男性の剛毛のヒゲにも対応するほど、深い位置に毛根がある毛に対しても脱毛効果の高い機種です。

ヤグレーザーが「1,064nm」という格段の長さの波長で、肌深部まで到達することは、前述した通りですが、さらに「パルス幅」も長いという特徴があります。
パルス幅は、レーザーが1ショットあたりに照射される時間のことで、長ければ長いほど、ジワジワと毛根周辺に熱ダメージを与えることができます。

ヤグレーザーのパルス幅は、最大250msです。
これは、従来機のLPIR(パルス幅5〜20ms)などと比較すると、10倍以上の長さがあります。

「波長」「パルス幅」の両方において、高い数値を誇っているのが、ジェントルYAGの特徴なのです。

色素沈着・日焼けがあっても照射できる

ヤグレーザー(波長1,064nm)はアレキサンドライトレーザー(波長755nm)などの他機種に比べて、反応する部位が肌の深い部分のため、肌の表面に色素沈着や日焼けがあっても照射できます。

特に、女性のデリケートゾーン(VIO)は、女性ホルモンの影響で色素沈着を起こしやすい部位です。
これは、女性なら誰しも経験することで、本来は全く恥ずかしいことではありません。
しかし、医療レーザー脱毛をクリニックで相談するとき、「黒ずみが原因で断られたらどうしよう」「恥ずかしい」と不安に思う人も多いのではないでしょうか。

ヤグレーザーなら、黒ずみが強いデリケートゾーンでも照射が可能なので、安心して施術を受けることができます。

冷却ガスで火傷リスクと痛みを軽減

毛根周辺の組織をレーザーの熱ダメージで破壊するのが医療レーザー脱毛の仕組みですが、その「熱」が原因で、痛みや火傷が起きる場合があります。
これは、全てのレーザー脱毛機が抱えている問題です。

ジェントルYAGは、この問題を解決するために、冷却ガスを利用した冷却システムを搭載しています。
ヤグレーザーを照射するのと同時に、「-26度」の冷却ガスが噴射されるので、肌の温度を瞬時に下げることができ、火傷のリスクを最小限に抑えます。
さらに、冷感で瞬間的に肌の感覚が麻痺するため、痛みも感じにくくなっています。

「ジェントルYAG」を選ばない方がいい人

ジェントルYAGにさまざまなメリットがある一方で、ジェントルYAGを選ばない方が良い人もいます。次のような人は、他の機種を検討しましょう。

  • 施術時間をできるだけ短くしたい人
  • 痛みに弱い人

施術時間をできるだけ短くしたい人

医療レーザー脱毛は、レーザーの照射ヘッドの大きさに施術時間が左右されます。
照射ヘッドが大きければ大きいほど、施術時間は短くなるのです。

ジェントルYAGは、円形の照射ヘッドの直径が6mm・8mm・10mm・12 mm・15mm・18mmと、6種類用意されています。
最大の直径は18mm(面積254平方mm)で、ライトシェアデュエットの35mm×22mm(770平方mm)に比較すると、半分以下しかありません。
その分、細かな施術が得意なのがジェントルYAGの特徴の一つですが、背中などの広範囲の脱毛をできるだけ短時間で完了させたい人は、他の機種を検討しましょう。

痛みに弱い人

ジェントルYAGは、旧機種に比較すると痛みを軽減する工夫が随所にされていますが、どうしてもヤグレーザーの波長が1,064nmと長く深部に届く分、痛みを完全にはなくせないのが実際のところです。
波長が755nmと短めのアレキサンドライトレーザーと比較すると、ヤグレーザーの方が痛いと感じる人が多いようです。

「ジェントルYAG」はこんな人におすすめ

ジェントルYAGがおすすめなのは、次のような人です。

  • 毛根の深い剛毛を脱毛したい人
  • 眉毛・顔周りなど微調整が必要な部位を脱毛したい人
  • VIOを脱毛したい人・黒ずみがある人・日焼けしている人
  • 肌をキレイにしたい人

毛根の深い剛毛を脱毛したい人

「とにかく自分のムダ毛は剛毛で困っている」という人は、そのムダ毛の毛根は深い位置にあることが多く、波長の長いレーザーでないとスムーズに脱毛できないケースがあります。

通常は、産毛や細毛よりも剛毛の方が毛根が太く大きいので、レーザーが反応しやすく、脱毛効果は高くなるといわれています。
ところが、その毛根が深い位置にあると、レーザーのエネルギーが到達できず、脱毛効果が得られない場合があるのです。

ジェントルYAGのヤグレーザーなら、剛毛の毛根周辺までしっかり到達して、組織を破壊してくれるので、毛根が深いムダ毛にもおすすめです。

他の機種でレーザー脱毛を受けたけれど、結果に満足していない人も、ジェントルYAGなら満足する結果が得られる可能性が高いでしょう。

眉毛・顔周りなど微調整が必要な部位を脱毛したい人

ジェントルYAGの照射ヘッドは、6mm・8mm・10mm・12 mm・15mm・18mmと、6種類準備されていることを前述しましたが、これは眉毛や顔周りなど、ちょっとしたデザインの狂いが大きな影響を及ぼす部位の脱毛に最適です。

照射ヘッドは、「どれだけ大きいか」に視点が行きがちですが、「どれだけ小さいか」も、繊細なデザインを実現にするためには重要なポイントです。

例えば、ライトシェアデュエットの照射ヘッドの最小サイズは9mm×9mmですが、ジェントルYAGは、直径6mmが最小サイズです。
それだけ、細かな脱毛が可能ということなのです。

なお、同じ機種でも、準備されている照射ヘッドのサイズがクリニックによって異なる場合があります。事前に確認しておくと安心です。

VIOを脱毛したい人・黒ずみがある人・日焼けしている人

女性ホルモンの影響で色素沈着を起こしやすいデリケートゾーン(VIO)を脱毛したい人は、ジェントルYAGを選びましょう。
カミソリをはじめとする自己流のムダ毛ケアで、肌に黒ずみが出ている人も、ジェントルYAGがおすすめです。
他の機種では、レーザーに黒ずみが反応して、痛みが強くなる可能性があるためです。

また、肌に日焼けが強く残っていて、他の機種では施術を断られた人でも、ジェントルYAGなら可能な場合があります。
諦めずに、ジェントルYAGを導入しているクリニックで相談してみましょう。

肌をキレイにしたい人

ジェントルYAGは、波長を変更することで、美肌のレーザー治療にも対応している機種です。
副次的な効果にはなりますが、ジェントルYAGで脱毛した後に、毛穴が小さくなった・黒ずみが薄くなったなどの体験談も多い機種です。
自己流ケアで肌が汚くなってしまったり、日に日に濃くなる黒ずみに悩んだりしている人は、ジェントルYAGの脱毛で改善できる可能性があります。
ジェントルYAGが向いている人

ジェントルYAGを使用していておすすめの脱毛クリニックのサービスや料金をまとめたページも紹介しておきますので気になっている方はチェックしてみてくださいね。

ジェントルYAGを使っている脱毛クリニック一覧

リゼクリニック

美容皮膚科リゼクリニックのレーザー脱毛について、気になる料金プラン(定額プラン・月払い)を全身脱毛の部位毎(VIO含む・顔含む・全身のみ)にまとめたり、どんな予約方法があるのかをご紹介しています。実際にリゼクリニックで脱毛したことがある女性の口コミ評…