日本でも多くのクリニックが導入しているレーザー脱毛機「ライトシェアデュエット」は、どのような特徴があるのでしょうか?

医療脱毛はレーザー脱毛器の種類で効果が変わると言ってもいいくらい差が出ます。
しっかりと特徴を掴んで脱毛クリニック選びの参考にして下さい。

「ライトシェアデュエット」について

ライトシェアデュエットの画像

ライトシェアデュエットは、アメリカのルミナス社の医療レーザー脱毛機で、世界で初めて、FDA(Food and Drug Administration/米国食品医薬品局)にて永久脱毛機の認可を受けた機種です。
世界第一位のシェアを誇る、現在の主流レーザー脱毛機といえるでしょう。

「日本人の肌に最も合うレーザー脱毛機」ともいわれ、日本での導入数も多く、実績があります。
また、レーザーを照射するときに、ハンドピースで肌を吸引する「吸引システム」という独自システムを搭載しています。

「ライトシェアデュエット」で脱毛できる仕組み

ライトシェアデュエットは、毛根に黒色のメラニン色素があることを利用したレーザー脱毛機です。
毛根周辺の毛乳頭や毛母細胞に、レーザーのエネルギーで熱ダメージを与えて破壊します。
ライトシェアデュエットの安定した脱毛効果の高さには定評がありますが、そのレーザーの酒類は「ダイオードレーザー」です。

ダイオードレーザーって?

ダイオレーザーは、「ダイオード」という半導体を光源にしたレーザーで、波長が810nmと長めなのが特徴です。
波長が長いと肌の深部にまで届くため、アレキサンドライトレーザー(755nm)などより、毛根が深いムダ毛にも効果を発揮します。

ダイオードレーザーで毛根領域に熱ダメージを与えると、毛の生成工場である毛乳頭や毛母細胞が破壊され、毛の生成が永久に行われなくなるというのが、ライトシェアデュエットで行う脱毛の仕組みです。

ユニークな「吸引システム」搭載

毛根に熱ダメージを与えるということは、多かれ少なかれ、その周辺の肌にもダメージを与えてしまうリスクがあります。
これは、医療レーザー脱毛機の永遠の課題ともいえるのですが、ライトシェアデュエットは、独自の「吸引システム」の導入によって、これをクリアしています。

ライトシェアデュエットの「吸引システム」というのは、特殊なハンドピース(レーザー照射時に肌に触れる照射ヘッド)を利用したものです。

ライトシェアデュエットの吸引システムが分かる図

このハンドピースは、皮膚を吸引して引き伸ばし、狙った毛根にのみレーザーを当てられるように働きます。
これにより、レーザーが肌の中に存在するメラニン色素と反応して、肌にダメージを与えてしまうリスクを、大幅軽減することに成功したのです。

また、肌を吸引することで照射ヘッドに肌が密着し、狙った毛穴の奥にある毛根に、レーザーのエネルギーを集中させることができます。
そのため、低出力でも毛根を確実に破壊できるようになりました。低出力な分、さらに肌にやさしい脱毛が可能になったのです。

実際の施術の様子

海外の動画ですが、ライトシェアデュエットの照射の様子を動画で閲覧することができます(1分30秒あたり~)。

これを見ると、ライトシェアデュエットの大きなヘッドが、肌を吸引しながらレーザーを照射している様子が確認できます。
「吸引」というと、強く吸い込まれそうで怖いイメージがありますが、実際は、照射ヘッドにほんの少し吸い付く程度で、全く強い力ではありません。

「ライトシェアデュエット」の特徴

次に、ライトシェアデュエットの特徴をまとめてご紹介します。

脱毛効果が高い

ライトシェアデュエットは、パルス幅(レーザーが1ショットあたりに照射される時間)が最大400msと長めです。
パルス幅が長いほど、毛根の周辺組織への破壊力が高まるため、完全な永久脱毛に近づくことが明らかになっています。
また、産毛・細毛など、毛の状態に合わせてパルス幅を5〜400msの間で調整できるので、狙ったムダ毛に最適なパルス幅で施術することが可能です。
そのため、例えばLPIR(パルス幅5〜20ms)など他の機種と比較して、高い脱毛効果が期待できます。

施術時間が短縮できる

ライトシェアデュエットの照射ヘッドは、「35mm×22mm」の特大サイズです。
ライトシェアデュエットの前身となるレーザー脱毛機の照射ヘッドサイズは「9mm×9mm」だったのに対し、10倍近くものサイズアップが図られています。これは、レーザー脱毛機の中でも最大のサイズです。
これにより、大幅に施術時間の短縮ができるようになりました。最大で従来機の4分の1の時間で施術が完了します。

細かな部位にも対応できる

「ライトシェアデュエットの照射ヘッドは35mm×22mmの特大サイズ」と述べました。一方で「そんなに大きなサイズでは、顔やデリケートゾーンなどの細かい部位への照射が難しいのでは?」と疑問が湧いてくるところです。

しかし、なんとライトシェアデュエットには、従来機の9mm×9mmのミニサイズの照射ヘッドも引き続き使用可能なため、その心配は無用です。顔やデリケートゾーンなどの細かな施術が必要な部位は、ミニサイズの照射ヘッドで施術ができます。

ライトシェアデュエットのハンドピースの画像

実は、「ライトシェアデュエット」の「デュエット」というネーミングには、大きなヘッドも小さなヘッドも、両方使用可能という意味が込められているのです。

照射ムラが起きにくい

例えば、他機種の「ジェントルレーズ」の照射ヘッドの形は、「円形」です。それに対し、ライトシェアデュエットは「四角形」です。
この形の違いは「照射ムラの起きやすさ」に大きく影響します。

円形の場合は、どうしても照射ムラができやすくなります。照射漏れをなくそうとすると、必ず一部分が重複照射になってしまいます。
一方、四角形の照射ヘッドを持つライトシェアデュエットは、照射漏れも重複照射もなく、まんべんなく照射ができるのです。

吸引&冷却するから痛くない

ライトシェアデュエットが他のレーザー脱毛機と比較してユニークなのは、「肌を吸引しながら照射する」という点です。これは、「痛みの軽減」に大きく貢献しています。
痛みの原因の一つは、狙った毛根のメラニン色素以外の、肌に存在するメラニン色素にレーザーが反応してしまうからです。
ライトシェアデュエットは、皮膚を吸引して引き伸ばしながらレーザーを照射することで、レーザーのエネルギーを毛根に集中させ、皮膚内のメラニン色素に反応するのを防ぎます。
さらに、冷却しながらレーザーを照射する冷却装置を搭載しているので、吸引と冷却のダブル効果で、照射時の痛みを抑えることができます。

日焼けした後でも照射できる

ライトシェアデュエットのダイオードレーザーは、波長が810nmと長めです。
しかも、狙った毛穴の中にレーザーのエネルギーを集中させる吸引システムを搭載しています。そのため、「アレキサンドレーザー(755nm)」よりも、肌のメラニン色素へ反応しにくいのが特徴です。

毛根以外のメラニン色素に反応しにくいライトシェアデュエットは、白人から黒人まで、全ての肌タイプに対応しています。
例えば、アレキサンドレーザーを搭載している「ジェントルレーズ」の場合、一度日焼けしてしまうと日焼けが引くまで半年ほど待たなければ、施術ができません。
しかし、ライトシェアデュエットなら、日焼けしたばかりで肌が黒い状態であっても、肌ダメージを最小限に抑えながらの脱毛が可能です。

「ライトシェアデュエット」を選ばない方がいい人

ライトシェアデュエットにさまざまなメリットがある一方で、ライトシェアデュエットを選ばない方が良い人もいます。次のような人は、他の機種を検討しましょう。

痛みに極端に弱い人

ライトシェアデュエットは、従来機に比較すると痛みがかなり軽減されています。ですが、「完全無痛」ではありません。
極端に痛みに弱く、少しでも痛みがあるとつらいという人は、他のより痛みが弱いといわれる機種か、医療レーザー脱毛以外の脱毛方法を選びましょう。
または、痛み止めの麻酔に対応しているクリニックを選ぶのも一案です。

頑固な剛毛を脱毛したい人

ライトシェアデュエットは、総合的に非常にバランスの良い機種です。通常の女性のムダ毛なら、背中の産毛から、ワキやスネなどのしっかり生えたムダ毛まで、オールマイティに対応します。
通常のムダ毛を、最小限の出力でダメージを少なく処理していく一方で、極端にヒゲが濃い男性の太く強い毛根などは、ライトシェアデュエット以外のレーザー脱毛機がより適しているケースもあります。
なお、一般的な女性の「毛深い」と表現されるレベルなら、ライトシェアデュエットで充分に対応可能です。

「ライトシェアデュエット」はこんな人におすすめ

ライトシェアデュエットがおすすめなのは、次のような人です。

冷え性の人・寒さが苦手な人

ライトシェアデュエットは、吸引システムと冷却装置によって肌へのダメージと痛みを抑えるため、アイスパックや冷却ジェルでの冷却処置が不要です。
アイスパックや冷却ジェルでの処置が必要な旧型のレーザー脱毛機の場合、長時間にわたって全身の施術を受けると、痛みと寒さでとてもつらい思いをすることがあります。
ライトシェアデュエットなら冷却処置なしで脱毛可能なので、冷え性の人や寒さが苦手な人にもおすすめです。

VIOや顔を脱毛したい人

細かな作業が必要になるVIOや顔の脱毛には、ライトシェアデュエットのミニサイズの方の照射ヘッドが活躍します。
特に、Vラインを自分の希望通りのラインで脱毛したいときや、眉毛の下のラインを脱毛したいときには、ライトシェアデュエットを選ぶと良いでしょう。

産毛・細毛・軟毛を脱毛したい人

アレキサンドライトレーザー(755nm)の「ジェントルレーズ」などが産毛や細い毛には適さないといわれるのに対して、ライトシェアデュエット(810nm)は、産毛・細毛・軟毛にも効果を発揮します。
背中などの産毛を脱毛したい人や、過去にエステサロンの光脱毛や医療レーザー脱毛を経験していて、ムダ毛が既に細くなっている人は、ライトシェアデュエットを選びましょう。

肌の色が黒めな人・日焼け肌の人

ライトシェアデュエットは、白人~黒人まで、全ての肌タイプの処置可能とされているレーザー脱毛機です。
黄色人種である日本人にも、もちろん適していますし、元々肌の色が黒めだったり、日焼けによって肌色が濃くなっている場合にも、ライトシェアデュエットなら施術が可能です。