加齢と共に、多くの人が悩むことになる白髪。
頭髪がそうなってもショックですが、VIOなどに白髪ができるのもショックです。
そんなところに白髪を見つけた日には、いっそ脱毛したいと思うこともあるかもしれません。

では、白髪でも従来の脱毛方法は変わらず有効なのでしょうか。
今回は、その点を含めて白髪の脱毛について紹介します。

白髪脱毛はできない?できるのは主に医療ニードル脱毛のみ

脱毛はレーザーで行うのが通常ですが、このレーザーは毛の黒い部分、正確には毛を黒く見せているメラニン色素に反応して焼くという仕組みになっています。
通常の脱毛器では、黒い毛しか脱毛できないのです。
そのため、白髪の脱毛は、医療ニードル脱毛という方法をとることになります。

ちなみに、白髪の脱毛手段はこの医療ニードル脱毛のほか、TBCでも行うことができます。

先述したレーザーが反応するメラニン色素とは、これは黒い色素のことです。
メラニンという単語は紫外線対策などの情報で目にすることも多いため、「シミの元」というイメージが強いかもしれません。
しかし、毛の中にあるメラニンはユーメラニン(黒色色素)、皮膚の中にあるメラニンはフェオメラニン(黄色色素)と種類が違います。

さて、このユーメラニン色素が髪から抜けると毛から色がなくなり、いわゆる白髪となります。
つまり、白髪はメラニン色素がないため、レーザー脱毛はこれに対しては効果を発揮できないというわけなのです。
一方でニードル脱毛の場合は、その仕組みから色素の有無といったような条件的制限を受けません。
次は、ニードル脱毛について詳しく紹介します。

どうしてニードル脱毛なら大丈夫なの?

では、なぜニードル脱毛なら白髪にも効くのでしょうか。
これは、ニードル脱毛の仕組みが関係しています。

ニードル脱毛とは、毛根に直接針を差し込んで電流を流し、毛乳頭(毛に栄養を送る部分)を破壊する脱毛方法です。
このため、レーザー脱毛のようにメラニン色素の有無は関係なく脱毛を行うことができ、白髪にも有効な脱毛方法となるのです。

また、その性質からほくろなど色素の濃い場所に生えている毛に対しても有効な脱毛方法とされているので、ニードル脱毛はレーザー脱毛では手の届かない範囲をカバーする方法ともいえます。

ちなみに、ニードル脱毛は15年ほど前まで、つまりレーザー式脱毛器が開発されるまでは、永久脱毛を行える唯一の方法でした。
これは、ニードル脱毛でも永久脱毛を目指すことはできるということです。

確実に脱毛できる?ニードル脱毛のメリット

ニードル脱毛のメリットとしては、

ニードル脱毛のメリット
  • 白髪でも脱毛可能
  • 肌が黒くても脱毛可能
  • 確実な脱毛効果がある

ことなどが挙げられます。

ニードル脱毛は、毛乳頭、いわば毛の大本を直接狙うわけですから、より確実な脱毛効果を望むことができるのがまず大きなメリットといえるでしょう。
この脱毛方法なら、白髪でも脱毛可能なことは先述した通りです。

また、レーザー脱毛の場合はその性質上肌が黒い場合に有効でなくなる可能性があります。
これは、黒い部分に反応するレーザーが毛だけでなく皮膚にまで反応してしまうため、毛を狙い撃ちすることができずに、脱毛の効果が現れにくかったり皮膚を傷めたりする可能性があるためです。
その点、ニードル脱毛は毛をピンポイントで狙う脱毛方法ですから、この心配は要りません。

さらに、ニードル脱毛は毛を1本ずつ狙い撃ちにしていく方法なので、レーザーでは反応しにくい薄い産毛も的確に狙い撃ちしていくことができます。
そういった方法なので、残す毛の量を1本単位で調節できることもメリットといえるでしょう。

かなり痛い!?ニードル脱毛のデメリット

ニードル脱毛のデメリットですが、これは

ニードル脱毛のデメリット
  • 施術の手間がとてもかかる
  • 費用が高い
  • ほかの脱毛方法よりも痛みが強い

ことなどが挙げられるでしょう。

ニードル脱毛は、一から十までこの方法で脱毛しようと思うと、約18回の施術が必要となります。
ただし、先天的に毛の薄い人や、先にレーザー脱毛を行ってある程度脱毛が進んでいる人などは、6回や12回程度でも十分な効果を得られる場合はあります。

ニードル脱毛の場合は、1回の施術にかかる時間も長めといえます。
何といっても、体に針を刺してそこに電流を流すという方法なのですから、とても時間がかかるのです。
ワキなどの毛の多い部分だと、薄い人で5時間ほど、濃い人では15時間ほどかかってしまいます。

また、ニードル脱毛は費用が高いこともデメリットとして挙げられます。
料金システムは施術を行うサロンによってさまざまですが、1分単位・1本単位など、施術の時間や脱毛した毛の本数によって費用が決まるシステムがあります。
前述したように、この施術はとても時間がかかるため、時間単位の料金加算システムの場合はもちろんのこと、脱毛する毛が少量でない場合などはかなり割高となってしまうでしょう。
ただし、サロンによって料金システムは変わるので、ニードル脱毛を希望するときは自分の望む範囲の脱毛だとどれくらいの金額が目安となるか、サロンに問い合わせることが確実です。

そして、これはニードル脱毛の方法を説明した段階で多くの人が予想したことでしょうが、この脱毛方法はとても痛いです。
針を刺して電気を流すという字面だけでも「痛そう」と思った人もいるかもしれません。
その印象は正解です。
人によっては「タトゥーより痛い」という感想も出るほど。
ただし、痛みへの耐性や毛の濃さによって感じ方はそれぞれですし「耐えがたいほどではない」という感想もあるため、一概に「ものすごく痛い」とはいえないでしょう。

ダイオードレーザーでも白髪脱毛できる?特徴と問題点

ここで少しダイオードレーザーにも触れておきましょう。
医療レーザー脱毛機器の一種です。

これは、毛根を包んでいる毛包にレーザーを照射することで、毛の再生機能をなくす脱毛方法です。
このダイオードレーザーは、従来の黒い毛に対しては高い脱毛効果を認められており、産毛などにも使用できることから、安全性の高いレーザー脱毛器として普及しています。
ただし、今ではほとんど白髪脱毛では使われていないため、白髪に対してはあまり効果がないのでは?という声も出ています。
適材適所で考えると、これは黒い毛に向いているものであって、白髪向きの脱毛機器ではないということがいえるでしょう。

ダイオードレーザー脱毛器の特徴などについては下記ページよりご覧ください。

ダイオードレーザー脱毛ってどうなの?特徴や効果まとめ
医療クリニックの脱毛で使われている機械は主に、「ダイオードレーザー」「アレキサンドライトレーザー」「ヤグレーザー(YAG)」のされます。 痛みや脱毛効果はどうなのか?脱毛器毎にどのような特徴があるのか……

続きを見る

白髪染めなら他の脱毛方法も選べるの?

これまで、レーザー脱毛は毛の黒い部分に反応するため白髪には行えないということを説明してきました。
では、白髪を染めて黒くすれば、レーザー脱毛も効果を発揮できるようになるのでしょうか。

残念ながら、答えはNoです。
なぜなら、脱毛は毛の元、つまり毛根を破壊するもので、レーザー脱毛を有効に行うためにはこの毛根が黒くなければいけません。
白髪染めでは、毛先を染めることはできても毛根を染めることはできないため、やはりレーザー脱毛の効果は望めないままなのです。

それに、白髪を染めることは毛にメラニン色素を戻すこととイコールではないので、メラニン色素に反応するというレーザーの性質も発揮できないのです。
仮に、白髪を染めて黒い状態になった毛にレーザーを当てたとしても毛根を破壊させることはできないため、得られるとしたら一時的な除毛効果のみでしょう。

これらのことから、やはり白髪を脱毛する際はニードル脱毛がおすすめといえます。

白髪脱毛についてのまとめ

残念ながら白髪の脱毛はレーザーでは行えません。
しかし、ニードル脱毛であれば可能です。

体のいたるところにあるだけに、毛の悩みというのは尽きないもの。
ときには、それが多大なストレスになってしまうこともあるでしょう。
脱毛は、そんな悩みから解放してくれる道のひとつです。

白髪になったからといって、脱毛を諦めなくても大丈夫です。
ムダ毛のないきれいな肌は、決して夢の彼方の存在ではありません。
もしもムダ毛の悩みがあるのなら、脱毛でなめらかな肌を目指してみてはいかがでしょうか。

ニードル脱毛をやっているサロンはTBCだけ